こんばんは☆
御訪問ありがとうございます!
さてさて♪
読みきれてなかった「奇跡のりんご」
先程読み終えました☆
日曜日に行った農業体験での玉栄さんの言葉も思い出しながら読んでました。
前半編 後半編
奇跡のりんご=無農薬、無肥料で作ったりんごを
30年という長い月日ををかけて、木村秋則さんは作り上げました。
(木村さんは今でも自分が作ったわけではない。りんごががんばってくれたからと言ってます。自分はその手伝いをしただけだと。)
木村さんは元々は農薬を使ったりんごを作っていました。
しかし、奥さんは農薬をまくと1週間は寝込むほどの敏感症。
それから無農薬のりんごの作り方を研究していきます。
農薬が当たり前の時代。(今もまだまだそうですが)
その間、近所の人からは白い目で見られ、収入がなくなりご飯もろくに食べられない時期もあり、
子供達の給食費も払えず、服もぼろぼろを着せて・・・etcと、苦労がいっぱいで、私には考えられない、想像を絶するような30年を過ごされてきたそうです。(本を是非読んでくださいね☆)
無農薬のりんごを今まで作った人なんて誰も居ないわけで、
木村さんはりんごに関する本をむさぼるように読み続けました。
そして・・・りんごの木、虫の観察をはじめていきます。
観察をしながらも、りんごの木を守る為に、家族総出で手作業で虫をとったり
食品の中から農薬の変わりになるものはないか?と研究をしますが、
一生懸命な木村さんとは裏腹に木はどんどん枯れ始めます。
りんご園とはいえないくらい荒れた畑。。。
見るに見かねた近所の人たちは、木村さんに止めろと何回も忠告します。
しかし~
・・・・
って、書きたいことはあらすじじゃないので(今気づいた笑、気になる方は是非本を読んでくださいね♪)
ここまでにしときますw
あっ! これまでは書いておきますね♪
木村さんは家族の為に、冬は出稼ぎに行きますが、その話が凄い感動します。
木村さんの歯がないわけがそこで分かります。
そこで。。。この本を読んでて、何回も思った事があります。
☆人間は自然に生かされている事に気づいてない。自然と共存共栄してる事を忘れている。
☆見た目、外からだけで判断しない。根っこ(軸)を見る。根っこで状態がわかる。(人もそうだと思う)
☆人間も植物も手をかければかけるほど、(外から余計な何かを入れたり、わざわざ必要なものまで取ったりする)
甘えたものになる。甘やかせば成長はしない。
☆物事を平面でなく立体で見る事!(色んな角度から)←コレは玉栄さんが何度も仰ってた言葉です。
(木を見て森を見ず。それだと、いつまで経ってもそこからは何も分からない、得られない)
☆最大の壁にぶつかり、乗り越えられる時は、そこには人の愛がある。
この無農薬りんごが成功できたのは、木村さんの長年の研究ももちろんありますが
やっぱり、まわりからの「愛」があってこその成功なんじゃないのか???っと感じました。
その「愛」がつまったりんごの作り方を、
木村さんは現在全国、海外で教えてまわっているそうです。
(また、お米、野菜、お茶など無農薬の農業に関することは指導してまわってるそうです。)
特許なんて要らない。
自分達やり方で作ったりんごを
世の中の人たちが低料金で食べられるように・・・との思いからです。
それが木村さんの今の夢なんだそうです。
最近「愛」が不足ぎみと感じてた私(爆)
それを思うの事自体、ホントは大きな勘違いなんですが(汗)
久々に心がホッコリできた、深い愛の詰まった良い本でした☆
ではでは♪
☆追記☆
枯れようとするりんごの木に「もうちょっとがんばってくれ」と話しかけてた木村さん。
さすがに全部のりんごの木には話しかけられなかったそうですが
後から気づくと、話しかけられなかった木は全て枯れてしまったそうです。
植物にも言葉はちゃんと伝わってるんですね♪うんうん♪
読んでて鳥肌がたってしまいました☆